コインチェックの会見でおなじみ「堀 天子弁護士」「森・濱田松本法律事務所」について調べてみた
ども！カソツ＠イナゴコイナーです。
コインチェックの再開をいまかいまかと待ちわびていますが、
見通ししかまだ出ていないですね。
2/14スタートで「コールセンター」の募集が始まってることから、もしかしたらXデーは近いのかもしれませんね。
僕の予想では先週か今週の金曜日だったのですが、今週の金曜に何か動きが出て欲しい所。
さて、今回はあの約580億円の不正流出時のコインチェック記者会見の時に、和田晃一良（わだこういちろう）氏と、大塚雄介（おおつかゆうすけ）氏に同席し、ひときわ正論武装で輝いていた「堀 天子 弁護士」と所属する「森・濱田松本法律事務所」について調べてみました。
森・濱田松本法律事務所とは
wikipediaにも書かれているほどの法律事務所で、いわゆる「四大法律事務所」の一つ。
弁護士の数で言うと日本で３番目の規模とのこと。
他の四大法律事務所は、「アンダーソン・毛利・友常法律事務所」、「長島・大野・常松法律事務所」、「西村あさひ法律事務所」になります。
記者会見の時にも気になったのですが、法律事務所の名前って森・濱田松本だけじゃなくて、他も合併した際はスクウェア・エニックスみたいなノリの事務所が多い感じなんですかね。
弁護士の年収
余談だが年収についても調べてみた。ピンきりかとは思うがやはり平均は高めですね。
全世代平均 946 万円最高:2300万円 / 最低:300万円
堀 天子さんについて
読み方は「ほり たかね」さん。天子と書いてたかねって読むんですね。
- 名前：堀天子（ほり たかね）
- 生年月日：1978年12月20日（現在39歳）
- 大学：慶應義塾大学法学部卒業
- 2002年10月に弁護士登録（第二東京弁護士会）
森綜合法律事務所（現森・濱田松本法律事務所）入所
ちなみに、人妻で子持ちである。非常に残念だ（何が）
事務所サイトには金融系をメインに取り組んでいると書かれています。
上場企業等を中心に、訴訟等の紛争解決や企業法務に携わっています。また、金融機関、クレジットカード会社や決済サービス事業者等へのアドバイスや金融規制法対応等の業務に専門的に取り組んでいます。
また、インタビューにて金融庁への出向の話などが書かれていました。
フィンテックや金融については得意分野なようです。
私は、2008年から、金融庁総務企画局企画課調査室（その後、同課信用制度参事官室）に1年4か月間出向しました。出向した当時、金融審議会第二部会の下で開かれていた決済に関するワーキング・グループの最終段階で、私は、まず資金決済法の立案作業を担当し、その後、資金決済法の施行に向けて、政府令の策定作業のほか、監督局で担当するガイドライン策定や、資金移動業者の登録審査等に関与しました。出向先ではチャンスがあれば様々な業務を行いたいと希望していたので、金融庁では、犯罪による収益の移転防止に関する法律を担当したほか、民法（債権法）改正や会社法改正に関する審議会が発足すると、その準備や随行もしました。
一般社団法人Fintech協会について
目的
本協会は、国内外の関連諸団体、関係省庁等との情報交換や連携・協力のための活動を通じて、オープンイノベーションを促進させ、Fintech市場の活性化および世界の金融業界における日本のプレゼンス向上に貢献することを目的としています。
理事メンバー
代表理事 工藤博樹（株式会社メリービズ 代表取締役）
代表理事 丸山弘毅（株式会社インフキュリオン・グループ 代表取締役）
理事 荻野調（財産ネット株式会社 代表取締役）
理事 北澤直（株式会社お金のデザイン 取締役COO）
理事 木村康宏（freee株式会社 執行役員社会インフラ企画部長）
理事 鷹取真一（株式会社Kyash 代表取締役社長）
理事 ナタリー志織フレミング（Payoneer Inc. APACディレクター）
理事 星川高志（クラウドキャスト株式会社 代表取締役）
理事 堀天子（森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士）
理事 マーク・ステファン・マクダッド（マネーツリー株式会社 取締役）
理事 依田寛史（Boku Network Services, Inc カントリーマネージャー）
理事メンバーにはフィンテック関連企業の役員がずらりと並んでいる、この中に唯一の弁護士として入ってる辺りただものではなさそうです。
Amazonの検索結果は12件
共著も含めてAmazonには12件の本が見つかった。
やはりFinTechや資金決済法関連の本が多い。
FinTechの法律 2017-2018 (日経FinTech選書)
FinTechの法律 (日経FinTech選書)
最後に
弁護士や税理士と一言に言っても得意・不得意があって、特にIT分野になるとそれが顕著になる傾向がありますが、堀さんは非常にこの分野に長けていると感じました。
その点についてはコインチェック社にぴったりの弁護士さんなのかもしれません。
ICOのスポンサーやアドバイザーが誰なのかを確認することと同様に、
会社の担当弁護士、税理士や監査体制を知ることで、この会社・取引所は自分の大事なお金を預けても大丈夫なのか、信頼がおけるのか、1つのチェックポイントとして見ていくことは大事なのかもしれない。
今回はここまで。
